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稼ぐフリーランス校正・校閲者とは?

フリーランス校正・校閲者という職種がどのような仕事をしているかご存知ですか?仕事の全貌と、どのように収入を得ているのか見てみましょう。




校正・校閲者とは、誤った情報を世に出さないための重要な役割を担う人のことで、出版社や新聞社、編集プロダクションに所属して小説や漫画、実用書から雑誌、電子書籍など、様々な媒体で活躍しています。ライターやクライアントが書いた文章の意図を汲み取りながら誤りを修正し、時には内容にも踏み込んで指摘する、言葉のプロとも言えます。


フリーランス校正・校閲者とは


フリーランスの校正・校閲者は当然ながら未経験で就くのは難しく、出版社や編集プロダクションに所属している間に身につけた知識や技能、書籍制作に関わった豊富な経験がないと、成り立ちません。

組織の中で働くのとは違い、フリーランス校正・校閲者は自分の感性や強みを追求しながら仕事ができます。時間を自由に使える一方で、校正・校閲者一人で完結できる仕事はほとんどなく、クライアントとのコンビネーションが不可欠です。


フリーランスになったら誰もが直面する、クライアントからいくら報酬をもらうかという問題があります。もちろん、クライアントとの公平な関係を保ちつつ、フリーランス校正・校閲者として活躍して生計を立てていくにはどうすれば良いか、真剣に考える必要があります。

コンテンツをゼロから書く場合には、1記事 1,000文字でいくらという様な換算が簡単にできます。または、翻訳をするような場合も1文字いくらといったレートがあるでしょう。しかしながら、校正・校閲業を報酬に換算するのははなかなか複雑です。

クライアントへの報酬交渉を行う際は、以下の点に留意する必要があります。


校正・校閲の種類


校正・校閲作業は、作業範囲や関与の度合いによって作業にかかる時間も難易度も変わります。次の3種類の校正・校閲作業は、難易度順になっています。作業に対する報酬を決めるには、まずどのような編集が必要かを見極めなければなりません。一般的に、質の高い仕事をするには、より多くの時間と専門知識が必要なため、当然ながらより多くのコストがかかります。


校正

「校正」は、文法上の誤りや誤字脱字を直すことが目的で、通常これは文書作成上、最終段階です。

このタイプの編集は、コンテンツの変更や強化ではなく、見た目の誤りを発見するための作業です。

Microsoft Wordのような自動化されたツールを活用すると、簡単に校正ができます。しかしながらこのようなツールは、誤字や文法の誤りに気付けても、実際にはツールが解析している文章を理解しているわけではないため、脱字や誤記に気付けないことから、人に取って代わることはできません。また、質の低いものを質の高いコンテンツに格上げすることもできません。


校閲

「校閲」とは、校正に加えて事実関係の誤りや不備を指摘することで、文書のスタイルや書式、不足している内容を補い、コンテンツの質が向上することを目標としています。一貫性のない部分を取り除いたり補ったりすることで、読み手に負担のかからない文書に仕上げます。


具体的には、1字1字を読み進めながら言葉として間違いがないかを確認します。次に文章を読んで文法的に誤りがないか、接続詞に違和感がないかなどをチェックします。文意や文書の構成を保ちながら、文法の正しさや表現の明快さ、読みやすさをチェックして、内容がスムーズに読めるよう校閲します。


コンテンツ編集を伴う校閲

これは編集作業の中で最も深く文書内容に関与するものです。校正や校閲の他に間を埋めるための新しいコンテンツを作成したり、原稿の一部分を書き直したりする必要がある場合もあります。さらに、変更を加えた背景や理由は、クライアントには明確ではないため、説明や議論などに時間を費やすこともあります。「クライアントの伝えたいことを邪魔しないこと」が大原則ではあるものの、書き方や内容にかなり突っ込んだ編集が求められることも珍しくありません。間違った情報に気づくための知識を身につけておくことは必要不可欠です。


報酬の計算方法


フリーランスを初めたばかりの頃の目標は、クライアントと仕事をしながら学ぶことだったり、関係を築いたり、紹介を増やすことかと思います。Conyacの様なフリーランサー向けジョブサイトから仕事を受けるには、クライアントから高い平均評価をもらったり、プロフィール内容が充実していたりすると、仕事を受注しやすくする作用としてとても助けになります。


時給

弁護士などの専門家と同様に、校正・校閲者によっては時間給を好む人もいます。もしクライアントと直接交渉をするならば、Tradeshiftfreeeのようなフリーランサー / 小規模企業向けオンライン請求書作成ツールを利用すると良いでしょう。


文字 (単語)数に応じて

トータルの文字(単語)数ベースの従量制で請求する場合もあります。しかしながら、コンテンツによっては大量の改訂が必要で、最終ワード数にかなりの文字数が加算されてしまうようなことがあると、クライアントは不快に感じるかもしれません。たとえ文字数の加算が確実に必要であったとしても、クライアントによっては理解できない場合もあるので、丁寧な説明を要するかもしれません。


ページ毎

ページごとの課金は、単語あたりの料金よりも柔軟なため、非常に一般的です。妥協点は、1,000文字または2,000字あたりのレートを設定すると良いでしょう。


プロジェクト毎

経験が積まれていくことで、1時間あたりにどれだけの編集作業ができるか明確になっていきます。クライアント側の予算が決まっていて、「この予算で校正をしてほしい」という依頼があり、価格交渉が可能かどうかは、これまでの人間関係で判断するしかありません。しかし、クライアントを急な要件変更から守るためには、プロジェクト全体の発注書に同意をしてから進める方が賢明です。



品質重視


1時間ごとに請求をしていると、必要以上に時間がかかります。プロジェクトごとに料金を請求すると、仕事に時間を費やすことで得られる収入が増えないため、仕事を急ぐ動機が生まれます。

校正・校閲者としての評判はすべてです。なので、誤字・脱字・誤った表現のある文書がマイナスの状態であるとすれば、それをゼロの状態(誤りのない文書)にすることが、この仕事の本質です。校正が完了した案件に対してクライアントが不適切な評価をしたり、オンラインで私たちに不満を言うリスクは低いとも言えます。


まとめ


結局のところ、フリーランスの校正・校閲作業に対する報酬の換算方法は複数の要因に左右されます。初めの料金設定は、競争力を強く望んでいることを反映している可能性があります。しかし、軌道に乗って仕事をしていくことができれば、より高い料金に上げることができるかもしれません。編集の質が高いということは、クライアントの成功に大きな影響を与えることを忘れてはなりません。論文やブログ記事、プレスリリースやニュース原稿など、文書の種類が何であろうと、専門家による質の高い校正・校閲技術は、別次元のコンテンツに引き上げることができます。


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